車いす、乗降方法学ぶ タクシー事業者、山形でバリアフリー教室

2021/10/19 13:19
タクシー事業者がUDタクシーへの車いす利用者の乗降方法を学んだ教室=山形市・山形運輸支局

 東北運輸局山形運輸支局は18日、県内タクシー事業者向けのバリアフリー教室を山形市の同支局で開き、座学や実践を通じて運転手や経営者がバリアフリーの心構え、車いす利用者の乗降方法を学んだ。

 誰もが利用しやすいユニバーサルデザイン(UD)タクシーの普及や、利用促進、事業者の接遇力向上を目的に初めて開催。10事業者から10人が参加した。

 参加者は東北運輸局担当者から、2019年度末時点で本県の福祉タクシー・UDタクシー導入率が5.5%と東北1位ながら、全国平均は下回る現状や、ハード面だけでなく心のバリアフリーが大事なことを学習。市社会福祉協議会担当者からは介助に際し、過度な手助けは控え、自然体と適度な言葉遣いで不安を和らげ、会話により信頼関係を築く重要性も学んだ。

 山形トヨペット(同市)が用意した車両を使い、参加者が乗務員役、車いす利用者役となり相互に乗降方法を体験。山寺観光タクシー(同市)の運転手平間文夫さん(63)は「乗降は慣れれば大丈夫。車いす利用者は見えない部分があり、声掛けが大事」とし、山辺観光タクシー(山辺町)の運転手佐藤昌樹さん(61)は「スロープ上での作業時や乗降時に、不安定にならないよう気を付けたい」と話した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]