地域と共に歩んで100年 尾花沢・徳良湖築堤、鮭川・羽前豊里駅開業

2021/10/18 09:50

市民に潤い、先人に感謝

徳良湖築堤100年を記念した感謝祭で花笠踊りが披露された=尾花沢市

 尾花沢市の徳良湖畔で16日、築堤100年を記念した感謝祭が行われ、田畑を潤す一大事業に懸けた先人の労苦に思いをはせた。

 徳良湖は農業用ため池として計画され、1919(大正8)年10月に着工、21年5月に完成した。築堤には老若男女が参加し、出会いの場にもなったという。現在はヨットやボートといったレジャーに活用され、湖畔にはオートキャンプ場、スケートボードや自転車のBMXなどを楽しむコース「パンプトラック」が整備されるなど一帯が活気づいている。

 市や市議会などの約30人が出席し、菅根光雄市長が「徳良湖は市民に潤いをもたらしてきた。先人に感謝したい」とあいさつ。あいにくの雨の中、源流花笠踊り保存会が花笠踊りを披露し、彩りを添えた。

 当初5月の徳良湖まつりで記念イベントを予定していたが、新型コロナウイルス禍で延期となり規模を縮小して実施。この日は湖畔でマルシェ「ドツキ市」も開かれた。

次代へ継承、決意新た

JR羽前豊里駅を守り続けることを誓い合った開業100周年記念式典=鮭川村・石名坂公民館

 鮭川村のJR奥羽本線羽前豊里駅の開業100周年記念式典が17日、村内の石名坂公民館で行われ、地元の人たちが駅を守り続け、先人の思いを次代につなぐ決意を新たにした。

 石名坂地区の各区長、記念事業実行委員ら25人が出席。実行委員長の矢口健二山形新聞鮭川販売所代表があいさつし、1921(大正10)年12月の駅開業の際、鉄道の恩恵を村民にもたらそうと尽力した当時の村長や郵便局長の功績を紹介し「地域の交通、物流、交流の拠点として大きな役割を担ってきた駅の歴史と先人の思いを次の世代に引き継いでいく」と述べた。

 元木洋介村長ら来賓の祝辞に続き、JR新庄駅の小野昭一駅長が、羽前豊里駅周辺の清掃や花の植栽を続けている地元老人クラブ「石名坂白寿会」の山田節子会長に感謝状を贈呈した。

 出席者は、ミニ蒸気機関車の乗車イベントや花壇整備など今年6月以降に実施してきた記念事業のビデオを見ながら、今後も駅の利用拡大と地域活性化に努めることを誓い合った。

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