寸暇惜しみ、全力疾走 衆院選・解散後初の週末、県内立候補予定者は

2021/10/17 11:57
支援者とグータッチする立候補予定者=鶴岡市

 衆院解散から初の週末を迎えた。衆院選県内3小選挙区に立候補を予定する7人は16日、解散から公示(19日)まで戦後最短の政治決戦に備えて、態勢づくりや支持基盤固めなどを急いだ。(本紙取材班)

【1区】

 遠藤 利明氏(自前)

 山形市のパレスグランデールで選対発足式に臨み、党四役の一つ選対委員長への就任を報告。3市2町の首長らから「県が飛躍する大きなチャンス」などと激励の言葉に、「地元入りが難しい分、私に成り代わって支援を広げてほしい」と切に訴えた。菊池文昭公明党県本部代表から同党推薦状を受け、政権安定へ自公連立の重要性も強調。天童、山辺、中山の各市町の事務所開きであいさつした。

 原田 和広(まさひろ)氏(立新)

 支援企業の朝礼に顔を出し、その後は支持者らへのあいさつ回りをこなした。山形市内の生花店では激励の言葉とともに紅花を贈られるサプライズも。「多くの人から温かい言葉をもらい、ますます勇気が湧いた」と原田氏。同市内の事務所には選挙カーが到着し、週明けの本番に向けて打ち合わせを重ねた。陣営幹部は「いよいよ決戦が近づいてきた。全身全霊を懸けて戦う」と気を吐いた。

【2区】

 鈴木 憲和氏(自前)

 米沢市金池2丁目の後援会事務所開きには、オンライン中心に約340人が参加。土田正剛東根市長の「初めての野党共闘候補との一騎打ち。厳しい選挙になる」とのげきに陣営の空気が引き締まった。引き続き、米沢市連合後援会のミニ決起集会に臨み、鈴木氏は「しっかりした成績で、地元の将来のために戦う選挙にしたい」と決意を述べた。午後は支援者へのあいさつ回りを行った。

 加藤 健一氏(国新)

 知名度アップを目指し、村山市と東根市で街宣活動を展開した。午前9時半ごろに村山市入りした加藤氏は「衆院が解散され、国民の選挙に対する関心は高まっている。市民から熱を感じる」。村山市では市議2人とともに、街宣車から共生社会実現などを訴えた。17日は地元南陽市で総決起集会を開催する予定で、事務所も電話や来客対応など、準備に追われるスタッフの熱気に包まれた。

【3区】

 加藤 鮎子氏(自前)

 新庄市中心部を重点的に回った。時折小雨が降る肌寒い天候の中、黄色のウインドブレーカーにスニーカー履きでアーケード街や細い路地などを歩いた。地元の市議2人が先導役となり、各種店舗の経営者などにあいさつ。「経済再生に向けて頑張ります」と言葉に力を込め、肘タッチを交わした。国土交通政務官として緊急事態に備える「在京当番」のため、夕方には空路で東京に向かった。

 梅木 威(たけし)氏(共新)

 党鶴岡地区委員会の事務所で市民連合やまがた、新日本婦人の会県本部の代表者らと懇談。政策に関する要望書を受け取り、核兵器廃絶や脱原発などの点で認識を共有し、支援の確約を取り付けた。事務所開きには支援者が駆け付け、激励を受けた梅木氏は「いよいよという気持ち。政権交代を実現するために全力を挙げて戦いたい」と間近に迫る選挙戦に向け引き締まった表情を見せた。

 阿部ひとみ氏(無新)

 酒田・飽海、鶴岡・田川、新庄・最上の各地から陣営のスタッフや支援市議らを集め、全体の会議を開き、公示後の遊説スケジュールや場所、担当などを確認し、ポスター掲示の割り振りなどを決めた。後援会事務所で行う出陣式の準備なども進めた。阿部氏は「知名度不足の解消を急ぎたい」と松ケ岡開墾場など、前日に引き続き鶴岡市内を中心に回り、企業などにも顔を出した。

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