山形銀の本店ビル、建て替えへ営業終了

2021/10/16 08:28
営業最終日に最後の顧客を見送り、頭を下げる山形銀行の三沢好孝常務本店営業部長(右から2人目)ら=山形市・山形銀行本店ビル

 山形銀行は15日、山形市七日町3丁目にある現在の本店ビルでの営業を終了した。老朽化に伴い同じ場所に建て替える計画で、本店営業部などの機能を同市旅篭町2丁目の旅篭町ビルに移転し18日から営業を開始する。本店ビルは展示会などの会場としても親しまれた建物。午後3時にシャッターを下ろし、同行役員らが頭を下げて地域への感謝を示した。

 本店ビルは地下1階、地上7階建て。1971(昭和46)年に竣工(しゅんこう)し築50年を経過している。1階ロビーや軒先は絵画や花などの展示会、県内市町村の観光キャンペーン・物産展の会場としても利用され、中心市街地のにぎわい創出、情報発信基地の役割も果たしてきた。

 1日平均の来店者数は現金自動預払機(ATM)を除き、180人に上っていた。この日でATMの利用も終了した。よく利用していたという近くの60代女性は「新しい建物は楽しみだが、中心部の象徴的な建物がなくなる寂しさもある」と話していた。

 旅篭町ビルは地下1階、地上5階建て。22年4月~23年秋ごろに現在の本店ビルを解体し、新本店ビルは23年秋に着工、25年秋の営業開始を見込む。

 この日はシャッターを下ろす午後3時を前に、三沢好孝常務本店営業部長らがATMコーナーの近くに立ち、「ありがとうございました」と来店者に感謝の思いを伝えた。

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