山形に模型店、16日オープン 「コトブキモデルR」、わくわくできる場所に

2021/10/15 20:29
新たに「コトブキモデルR」をオープンさせる村山泰士さん(左)と浜田武人さん=山形市寿町

 山形市の山形駅前大通りに長年店舗を構え、5月に閉店した老舗模型店「シバタモデル」で常連だった客が、同市寿町に“後継”の「コトブキモデルR」を16日オープンさせる。70年余りの歴史を持つシバタモデルから一部の商品や陳列棚を引き継いだ。小中学生向けにプラモデルの塗装体験ブースも設け、「まちなかでわくわくできる場所」を目指す考えだ。

 代表を務めるのは、幼い頃からシバタモデルに通い柴田士朗社長を慕っていた自営業村山泰士(やすひと)さん(35)=山形市。閉店の一報を受けて以降「シバタモデルのような愛される店を残したい」と新店舗の開店準備を進めた。自ら物件を探し、見つけた場所は国道286号沿いに位置する旧シベールの店舗(寿町13の1)。シバタモデル店長だった浜田武人さん(56)と共に営業することとなった。

 シバタモデルから「ただ同然で買い受けた」という一部プラモデルなどの商品をはじめ、長年使われたショーケースや棚を再利用。レジで使う年季の入った金銭トレーも同様だ。新たにオープンする店ながら、店内の随所に老舗模型店の雰囲気を漂わせる。

 加えて、きらやか銀行のビジネスマッチングを通じてギフト商品企画・販売の「彩静堂」(山形市)と連携。彩静堂がこのほど特許を取得した、透明フィルムで品物を包装する技術を活用し、プラモデルの完成品を飾り付ける商品の販売なども予定している。

 慌ただしくオープンの準備を進めてきた村山さん。自身の中学生時代、小遣いがないながらシバタモデルで商品を眺めていたとき、柴田さんが新商品の箱を開けて説明書などを見せてくれたことがあった。「自然で丁寧な対応は今も覚えている。自分もシバタモデルのようなすてきな店を目指したい」と話している。

 コトブキモデルRの営業時間は午前11時~午後7時で、木曜定休。

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