小国町の遊休施設がウイスキー蒸留所に 民間に貸し出しへ

2021/10/15 10:38
ウイスキー蒸留所として活用される予定の温泉健康館ゆ~ゆ=小国町

 小国町が所有する遊休施設「町温泉健康館ゆ~ゆ」が、ウイスキー蒸留所として活用されることになった。14日の町議会臨時会で町側が説明し、施設の土地と建物を運営会社へ貸し出す際の適正な金額を算出するための不動産鑑定業務委託料などを盛り込んだ本年度一般会計補正予算が可決された。

 町などによると、蒸留所の運営は、県外企業の協力を得て今月8日に小国町に設立された出羽蒸留所(阿部宗毅社長)が担う。今後、町と施設利用の賃貸借契約を結び、酒造免許を取得する。ゆ~ゆの建物は取り壊さずに内装などを改修し、年内に着工する見込み。費用については基本的に同社が負担するという。

 出羽蒸留所は来年4月にウイスキー製造を開始し、1~2年後の商品化を計画。主に海外輸出向けのウイスキーを生産し、5人程度の雇用を想定している。また、畜産分野の事業も町内で展開することを検討。ウイスキー醸造の過程で出る麦芽の絞りかすを牛の餌として活用し、休耕田などで放牧する方針。

 ゆ~ゆは1990年にオープンし、温泉施設や温水プール、レストランを有する施設だったが、老朽化や利用客減少などのため、2018年4月に廃止していた。

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