酒田市にANAのCA5人が移住 観光などで地域貢献

2021/10/14 20:40
酒田市に移住し地域の魅力発信などに取り組むCAら=酒田市役所

 庄内空港(酒田市)の開港当初から就航している全日本空輸などのANAグループは、キャビンアテンダント(CA)が同市に移住し、観光などで地域と連携した取り組みを進める「ANA SHONAI(しょうない) BLUE Ambassador(ブルー アンバサダー)」の活動を庄内地域で展開する。移住したCAは本県出身などの5人。客室乗務員として培ったスキルを生かし、地域に貢献する。

 移住したのは▽山形市出身の佐藤菜々子さん(27)▽西紅映(くれは)さん(28)=出身さいたま市▽切江沙也香さん(30)=同長崎県▽坂本里帆さん(27)=同東京都▽九鬼(くき)江実さん(24)=同神奈川県-の5人。全日空の国際線、国内線で乗務するCAのうち、今回のプロジェクトに関心を示した50人の中から選ばれた。佐藤さんは山形北高を卒業するまで山形市で過ごし、西さんは母親が酒田市出身。2018年の酒田まつりでは、花魁道中に参加している。

 5人は酒田市内に住みながら、ANAグループで航空券販売や地域創生事業を担う「ANAあきんど」(東京都)の庄内支店員を兼務し、同市を含む庄内地域を中心に、各地でワイナリーや酒蔵との商品開発、観光PRなどに取り組む。庄内空港から羽田空港に通勤し、CAとしての勤務も継続する。移住期間は2023年3月まで。

 庄内空港開港30周年を受け、同社の地方創生事業としてANAグループでは初の試み。13日には5人と前田誠支店長らが市役所を訪れ、移住を報告。前田支店長は「就航以来、庄内地域で支えられてきた。CAのスキルや感性、感覚、経験を生かし、ANAとして地域に貢献したい」と話した。

 市は転入者に渡す新生活用の案内やグッズ、記念品を贈呈。CAは1人1人意気込みを語り、佐藤さんは「一度離れたからこそ分かる魅力などを経験も生かして発信したい」、西さんは「祖母は市内に住んでおり、幼いころは海に行ったりと思い出深い場所。精一杯力になりたい」と話した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]