女性議員、4人に増加 鶴岡市議選、乱立の市街地では現新3人落選

2021/10/12 14:14
鶴岡市役所(資料写真)

 10日投開票された鶴岡市議選は28議席を現職23、元職1、新人7の計31人が争った。現職6人の勇退で票の流れが変わる中、新人女性候補が1、2位となり、改選前に1人だった女性議員が4人に増えた。候補者が乱立した市街地の共産現職と新人の計3人が落選した。(文中敬称略)

 勇退市議の父の地盤からサポートを受けた5学区の新人中沢が、4千票を超えるトップ当選。佐藤麻も地元大山を中心に保守票をまとめ、2位で初陣を飾った。温海地域の本間新も前回同様、3千票を超えた。

 いずれも現職の櫛引地域の渋谷、豊浦の石塚は、羽黒地域の石井とともに地元地域や支援組織の票を手堅くまとめ、上位に入った。県議選出馬に伴い市議を辞職していた大泉の佐藤久も、返り咲きに成功。加茂、湯野浜を軸とした尾形、藤島地域の公明黒井の現職2人が安定した力を見せたほか、3学区の現職田中が地域活動での知名度も生かして票を伸ばした。

 共産現職の菅井は地元大山から支持を広げ、5学区の新人遠藤は元市議の支援組織の後押しで中位に入った。4学区の公明秋葉、黄金の阿部、1学区の菅原、6学区の草島、4学区の共産坂本の各現職も地盤固めに努め、2千票を超えた。

 5学区の佐藤昌、ともに藤島地域の国民民主小野、共産加藤、3学区の公明富樫、1学区の共産長谷川も堅実さを見せ、3学区の新人南波は教員時代のつながりなどで集票。温海地域の五十嵐、羽黒地域の本間信、2学区の佐藤博、3学区の本間正の各現職は他陣営の切り崩しなどに耐えた。1学区の新人工藤は労組票などを得て滑り込んだ。

 3学区の共産現職の山田は前回から票を増やしたが、ともに新人の1学区の三浦、3学区の佐藤友と同様、地盤の弱さや知名度不足などから及ばなかった。

 定数が前回2017年より4減り激戦となり、千票だった当選ラインが500票ほど上昇した。暮らしやすい地域に向け、新議員は有言実行を心掛けてほしい。

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