直球勝負で勝ち抜く プロ野球ドラフト会議

2021/10/12 12:23
中日から3位指名を受けた火の国サラマンダーズの石森大誠投手(東北公益文科大出)=火の国サラマンダーズ提供

 プロ野球のドラフト会議で中日3位の火の国サラマンダーズ・石森大誠投手(東北公益文科大出)、育成ドラフトで西武と楽天からそれぞれ指名を受けた菅井信也投手(山本学園高)と大河原翔外野手(東海大山形高)が取材に応じ、今後の抱負などを語った。

一問一答

山形での4年、大切な時間 中日3位、石森大誠(東北公益文科大出)

 ―指名を受けた心境は。

 「自分としては『もう少し上位かな』という期待もあったが、高く評価していただいたことに変わりはないと思っている。名前を呼ばれるまで気持ちは落ち着いていたが、プロの世界に飛び込む夢が現実になってドキドキしたし、気も引き締まった」

 ―中日の印象は。

 「柳(裕也)選手をはじめ投手陣が充実している。左は大野(雄大)選手や同学年の小笠原(慎之介)選手がいる。『追い付き追い越せ』という気持ちで、自分もその一角に食い込めるよう競争を勝ち抜く覚悟だ」

 ―セールスポイントは。

 「真っすぐの切れで勝負するのが自分のスタイル。これまでも直球にこだわって三振を奪ってきた」

 ―目標は。

 「独立リーグからのプロ入りということで、即戦力として期待されていると思っている。チームに勝ちを持ってこれる投球をしたい。そのためにもシーズンを戦い抜ける体づくりとともにメンタル面も鍛えていきたい」

 ―大学時代を過ごした山形県でも関係者が喜んでいる。

 「横田(謙人)監督に言われた『お前ならプロに行けるよ』という言葉を信じてここまでやってきた。大学時代は野手でもプレーしたが、こうした経験が今の投球に生きている。自分にとって山形での4年間は大切な時間だった」

 いしもり・たいせい 石川県宝達志水町出身。石川・遊学館―東北公益文科大―熊本ゴールデンラークス―火の国サラマンダーズ。豪快なフォームから繰り出す最速155キロの直球が魅力の左腕。高校3年夏に甲子園に出場し、大学4年時の南東北大学野球リーグでは2季連続で優秀選手に輝き優勝も経験した。独立リーグでは36回1/3を投げ63奪三振をマーク。身長178センチ、体重78キロ。左投げ左打ち。23歳。

一流の打者から三振を取る 西武育成3位、菅井信也(山本学園高)

菅井信也投手(山本学園高)

 ―率直な心境を。

 「指名されるかどうかぎりぎりのラインだったので、指名されたことにほっとしている。今まで大変だった部分もあり、家族に感謝の気持ちを伝えたい」

 ―西武の印象は。

 「投手も打者もいい選手がそろっている。(同校OBの)粟津(凱士)さんが在籍しており、楽しみだ」

 ―自身の強みは。

 「真っすぐで攻め、スライダーで空振りにできる」

 ―今後の目標は。

 「1軍で活躍できる実力を付けていきたい。一流の打者から三振を取る球界を代表する選手になりたい」

 すがい・しんや 南陽市出身。赤湯小―赤湯中―山本学園高。1年時の全国選手権山形大会からメンバー入り。今年の同大会2回戦で17奪三振をマーク。3回戦で羽黒に敗れた。最速142キロの直球とスライダーを武器とする。身長182センチ、体重75キロ。左投げ左打ち。18歳。

持ち味の長打力を磨きたい 楽天育成3位、大河原翔(東海大山形高)

大河原翔外野手(東海大山形高)

 ―今の気持ちは。

 「指名されるか不安で緊張したが率直にうれしい。3年間育てていただいた高校や武田宅矢監督に恩返しできる」

 ―どういう選手になるか。

 「自分の長所は長打力。打球を飛ばす持ち味を磨き、まずは支配下登録を目指し、1軍に上がれるよう頑張る」

 ―目標の選手は。

 「自分と体格やタイプの似ている広島の鈴木誠也選手」

 ―楽天の印象は。

 「得点力があって守備も安定し、とても良いチーム」

 ―両親には。

 「健康な体に産み、高校も地元を離れ山形県まで送り出してもらい、感謝している」

 おおかわら・しょう 千葉市出身。椿森中―東海大山形高。千葉西リトルシニアでは捕手、外野手を務めた。力強く安定感のあるスイングと走塁が武器。準優勝した夏の県大会は打率5割7分1厘だった。身長183センチ、体重95キロ。右投げ右打ち。18歳。

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