最高賞に「立谷川の芝桜」 未来かがやくやまがた景観賞、不法投棄撲滅へ植栽

2021/10/12 09:01
未来かがやくやまがた景観賞の最高賞・県知事賞に選ばれた「立谷川の芝桜」(天童-山形市)

 山形経済同友会(鈴木隆一代表幹事)による第4回「未来かがやくやまがた景観賞」の最終選考会が11日、山形市の山形グランドホテルで開かれ、最高賞の県知事賞に「立谷川の芝桜」(天童―山形市)が選ばれた。同賞は、地域振興や元気な未来づくりに取り組む人々の様子が反映された景観、活動を顕彰している。表彰式は11月1日に同ホテルで行われる。

 天童市荒谷から山形市大森にかけての立谷川河川敷に咲くシバザクラは、地元の故田所三男さんが2006年に河川敷の不法投棄をなくそうと1人で始めた清掃、雑木伐採活動が始まり。09年からシバザクラの植栽を始め、12年に地元有志が参加してボランティア団体「立谷川の花さかじいさん」が発足。田所さんは13年に亡くなったが、同団体が思いを引き継いで美化活動を継続・拡大させ、春はシバザクラと桜、秋はコスモスと、季節の花が咲く名所となっている。

 山形経済同友会賞には「史跡慈恩寺旧境内ガイダンス交流拠点施設 慈恩寺テラス」(寒河江市)、同会奨励賞に「日本遺産と人をつなぐ新たなワイナリーの風景 ピノ・コッリーナ松ケ岡」(鶴岡市)が選ばれた。

 景観賞は1988(昭和63)年に「美しい街並み賞」としてスタートし、「未来かがやくやまがた景観賞」にリニューアルされて4年目。今年は県内各地から47点の応募があり、9月7日の1次審査で6点が最終選考に残った。この日は応募者のプレゼンテーションがあり、県経営者協会長の寒河江浩二山形新聞社長を委員長とする選考委員11人と同友会員15人が審査、投票で各賞を決めた。委員長以外の選考委員は次の通り。

 土屋倫朗県県土整備部次長、橋本裕樹国土交通省山形河川国道事務所長、玉手英利山形大学長、中山ダイスケ東北芸術工科大学長、鹿俣貴裕日本青年会議所東北地区山形ブロック協議会長、山口秀子やまがた女将会長、大西典子国際ソロプチミスト山形会長、沼野慈山形いのちの電話評議員、鈴木隆一山形経済同友会代表幹事、中山眞一山形経済同友会景観賞委員長

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]