鶴岡市長選、皆川氏が再選

2021/10/11 02:13
鶴岡市長選で再選を果たし、万歳する皆川治氏(中央)=鶴岡市伊勢原町

 任期満了に伴う鶴岡市長選は10日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の皆川治氏(47)=森片=が、新人で前県議の佐藤聡氏(53)=茨新田=を下し、再選を果たした。投票率は65.70%で、前回を2.64ポイント下回った。

 両陣営とも特定政党の推薦を受けない「市民党」を掲げ、党派を超えた支持拡大を図った。前回選挙で現職を破って初当選した皆川氏は、市議会3月定例会で出馬表明した。市全域に組織した後援会支部を軸にいち早く浸透。自らが策定に携わった第2次総合計画をはじめ、対話と協働の市政を前進させるとして「文化会館やごみ最終処分場問題のような対話に欠ける市政には戻さない」と訴え、序盤戦を優位に進めた。

 吉村美栄子知事が支持の考えを示し、共産党鶴岡地区委員会も自主的支援に回った。前回から変わって、一部支持者が離れ、支援してきた連合山形が自主投票を決めるなど集票にマイナスとなる事態も生じたが、新たに陣営に加わった建設業者らの後押しも得て、地盤の旧市南部など幅広い地域で知名度を生かし、逃げきった。

 佐藤氏は5月に立候補を表明。加藤鮎子衆院議員(県3区)など保守系議員らの支援を受け、二連ポスターを作成し、街頭に掲示するなど市議選立候補者とも連動した戦いを展開した。一部労組からも推薦を得て「停滞から再び前進する鶴岡再興を果たす」としてプレミアムクーポン発行、スーパーシティ構想採択に向けた事業など100の具体策をまとめた冊子を全域で配って浸透を図った。最終盤、市街地などで攻勢をかけたが、あと一歩届かなかった。

 再選を果たした皆川氏は伊勢原町の事務所で「草の根選挙を展開し、勝利できた。コロナ対策は待ったなしの状況。市民の安心を取り戻せるよう、公約を一つ一つ実行していく」と抱負を語った。

 市長選と同じ日程で行われ、31人が立候補した市議選は11日未明、当選者が相次いで決まった。投票率は65.68%で、前回を2.66ポイント下回った。

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