マフィンとパン、「レインボー野菜」で新商品 長井高家庭部、地元業者と連携

2021/10/6 12:30
レインボー野菜を使ったマフィン(右)とパンを手にする長井高家庭部のメンバー。地元業者と連携して開発した=長井市

 長井市の地域資源循環型社会システム「レインボープラン」をPRしようと、同市の長井高(青柳敦子校長)の家庭部(佐藤彩瑚(あこ)部長、24人)が地元業者と連携し、プランで生産された「レインボー野菜」を使ったマフィンとパンを開発した。3日に市内で開かれたイベントで初めて販売された。

 レインボープランは家庭の生ごみを集めて堆肥化し、田畑にすき込み野菜などを栽培、家庭や学校給食で消費する仕組み。同部は以前からプランを研究してきた。本年度は堆肥製造施設の老朽化や生ごみ回収量の減少などの課題を踏まえ、野菜の消費拡大につながり、かつ同世代に発信する手だてを練った。市内の業者と連携し、食べ物を開発することにした。

 1、2年生5人が考えたレシピを基に、旧長井小第一校舎の「メニーズカフェ」の製造元がサツマイモのマフィン、パン製造販売の木村家本店(同市)がカボチャのプリンパンをそれぞれ商品化した。生徒はコラボ商品に貼るシールのデザインも手掛けた。3日に同校舎で開かれたマルシェでマフィンは300円、パンは200円(いずれも特別価格)で提供され、販売ブースに立った生徒たちが元気よくPRした。

 商品開発は、地域の課題解決を目指す高校生を企業が支援する「地域ICTクラブ」の活動の一環でもあり、3日の売上の一部はクラブ活動費としてシールの製作費に充てられる。

 家庭部は本年度、ほかに校内でのレインボー野菜栽培や試験的な堆肥作りを実践。インスタグラムで発信している。2年の佐藤部長(17)は「レインボープランは素晴らしい取り組みだが、世代間の意識差などの課題がある。多くの人に広まり、今後も続いてほしい」と願っている。

 マフィンとパンは今月末の「市民直売所おらんだ市場菜なポート」2周年イベントでも販売される。

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