共生の街、ありがとう 山形市視覚障害者福祉協、あす10月1日からキャンペーン

2021/9/30 09:50
山形市視覚障害者福祉協会が作製したオリジナルステッカー

 山形市視覚障害者福祉協会(三浦保志会長)は10月から、障害者や高齢者、妊婦を支え合う輪を広げようと「共生の街やまがた ありがとうキャンペーン」を展開する。親切への返礼として手渡す独自ステッカーを作り、共生社会への理解を深めてもらう狙い。キックオフイベントとして初日の1日、市内のJR山形駅周辺で駅利用者らにステッカーを配布する。

 キャンペーンは3年間継続する計画。ステッカーは会員が手助けを受けた際に感謝をしっかり伝えたいと作製した。インバウンド(海外からの旅行)客にも配るほか、小学校の授業で講師を引き受けたり、シンポジウムを開催したりするなどし、インクルーシブな(分け隔てのない)共生社会・山形をPRする。さらに、声を掛けられたときに口にしてしまう「すみません」「大丈夫です」を、「ありがとう」に変えたいとの思いも込めた。

 ステッカーは直径12センチで大きなハートが描かれ、市のお宝広報大使「はながたベニちゃん」のイラスト付き。「ありがとう」は英語や中国語でも表記した。QRコードを読み込むと、盲導犬に関する知識を動画で見ることができる。車に貼ることができる強度も備えた。一回り大きいステッカーもあり、市内循環バス「ベニちゃんバス」などに掲示する。市コミュニティファンド(市民活動支援基金)から補助金を受け、計6千枚作った。

 キックオフイベントのステッカー配布は1日、同駅東西自由通路などで3回行う。今後は会員約50人がステッカーを携帯し、親切を受けたときに相手に手渡す。三浦会長は「ステッカーを交流ツールにしたい。思いやりや助け合いの心を、若い世代にも広げたい」と話した。

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