予備自衛官訓練を公開・東根射撃場 30年ぶり陸自全部隊演習

2021/9/25 12:43
陸自の大規模演習の一環として、射撃訓練を行う予備自衛官=東根市・神町駐屯地東根射撃場

 陸上自衛隊の全国全部隊による陸自演習が約30年ぶりに各地で繰り広げられる中、陸上幕僚監部は24日、演習の一環として東根市の陸自神町駐屯地近くにある東根射撃場で行われている射撃訓練を報道関係者に公開した。有事の際に隊の後方支援に当たる予備自衛官が技量の向上を図った。

 同規模の陸自演習は1993年以来。中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島や台湾を巡る有事に対する九州・沖縄への部隊投入が念頭にある。全国の駐屯地・分屯地で、部隊が動くために必要な食料や弾薬、燃料などを車両に積み込む「出動準備訓練」など5項目の訓練を今月15日~11月下旬まで繰り広げる。

 「機動展開等訓練」で本県の第6師団を含む計約1万2千人が九州の演習場に移動。今回公開された「出動整備訓練」は、部隊派遣後の駐屯地を予備自衛官が警備に当たる事態を想定。本県や秋田県から招集された予備自衛官130人を含む150人が参加し、警備や基本射撃の訓練を受けている。

 射撃訓練には予備自衛官約20人が参加し、合図とともに約200メートル先の的を狙う作業を繰り返した。大学生の時に予備自衛官補の訓練を受けた銀行員の菅原陽陸士長(28)=東根市泉郷=は「今回は有事の際にどのように動くべきか、実践的な演習ができた」と語った。

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