灯油、来月から1リットル99円 山形・共同購入交渉、昨年比24円高

2021/9/25 10:48
山形市消費者連合会とジャオの灯油共同購入の価格交渉=同市消費生活センター

 灯油の共同購入を長年続けている山形市消費者連合会(高橋和子会長)と小売業のジャオ(同市)の今季初の価格交渉が24日、同市消費生活センターで行われ、10月から昨年比24円高の1リットル当たりホームタンク用99円、ポリタンク用100円で合意した。石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」による原油の減産緩和などの一方で、経済活動の活発化による需要増などが影響し大幅な上昇となった。

 交渉には連合会から高橋会長ら6人、ジャオから鈴木純一事業部長ら3人が参加。ジャオ側は、新型コロナウイルスのワクチン接種進展による経済活動の活発化のほか、メキシコ湾への大型ハリケーン襲撃による石油生産施設の操業停止などで相場が上昇していると指摘。OPECプラスの減産緩和傾向などの相場下降要因もあるが、上昇要因の方が強いと説明した。

 ジャオ側は当初ホームタンク用100円、ポリタンク用101円を提示。連合会側は理解を示しつつ、値下げ交渉し、提示額の1円安でまとまった。10月1日からの提供価格となり、随時交渉を行う。高橋会長は「少し高くなったが、今の世界情勢を踏まえて受け入れた」と話した。

 連合会は50年にわたり、市民を対象にした共同購入に取り組み、昨季は約240世帯が利用した。新規の希望者はジャオに直接申し込む。申し込み、問い合わせは同社023(644)5304。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]