渓流釣りケーションに手応え 大蔵・肘折、リモートワークとレジャー体験

2021/9/23 12:10
「山形渓流釣りケーション」でリモートワークを体験する県職員ら=大蔵村・肘折いでゆ館

 旅先で仕事をするワーケーションと渓流釣りを組み合わせた本県独自の誘客策の可能性を探るため県職員2人が21、22の両日、大蔵村の肘折温泉に滞在し、リモートワークとレジャーを体験した。コワーキングスペースを活用し、県庁の同僚らとウェブ会議を問題なくこなした職員は「全国の清流好きな人にアピールできるはずだ」と手応えを語った。

 県は時代に合った多様な働き方の一つとして、本県の豊かな地域資源に着目した「庄内浜釣りケーション」を展開している。鶴岡市由良地区を舞台に始まり、今夏は県職員が酒田市の飛島に渡って実証実験を行った。今回は海釣りに続く第2弾として、県みらい企画創造部ふるさと山形移住・定住推進課の職員2人が山形新幹線を利用し「山形渓流釣りケーション」として行った。

 2人は21日午前、JR山形駅から山形新幹線に乗車し新庄駅で降り、バスを使って肘折温泉へ。昼食後に案内人の協力を得て、村内の河川で渓流釣りを楽しんだ。3時間近く粘ったが、釣果は次回に持ち越す結果に。同課の嶋貫大地さん(32)は「滝を間近に見ることができるなど十分に癒やされた。心地良い疲労感でリフレッシュできた」と満足そうに話した。

 22日は午前9時から日帰り温泉施設「肘折いでゆ館」内にあり、高速Wi―Fi(ワイ・ファイ)、大型モニターなどを備えたコワーキングスペースでリモートワークを試した。持参したパソコンを使って山形市の県庁などと結び、ウェブ会議を開き、渓流釣りケーションの魅力などを話し合った。同課の佃吉彦さん(42)は「通信環境が整っているかどうかは大きな問題」と課題を挙げた上で「山形新幹線の県内沿線には渓流釣りが楽しめる場所もある。他の観光地でも可能かどうかを検討したい」と話した。

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