鶴岡市長選、2氏の公約 10月3日に告示

2021/9/22 08:53
鶴岡市役所(資料写真)

 任期満了に伴う鶴岡市長選(10月3日告示、同10日投開票)は現職の皆川治氏(46)=森片=と新人で前県議の佐藤聡氏(53)=茨新田=の一騎打ちとなる公算が大きくなっており、新型コロナウイルス対策、地域振興策など両者の公約が出そろった。

 皆川氏は「三つの約束」として▽対話と協働の市民党市政の前進▽第2次市総合計画の前進▽市長給与3割カット継続―を示した。重点政策の第一に、新産業用地の確保と若者の定住促進を提示。企業進出の受け皿を整備し、奨学金返還支援制度と併せて若者の地元定着を後押しする考えだ。

 改築・デジタル活用の機能強化を図る朝日庁舎をはじめ、6地域の個性を生かしたまちづくりを推進。第2子の学校給食費無償化など、子育て支援の施策を加速させる。地域医療提供体制の抜本的改革、新給食センターや「読書のまちの新図書館」整備なども盛り込み、個別の施策を「新50の政策」として掲げた。

 新型コロナ対策では「切れ目なく使命を全うする」ことを強調。ワクチン接種推進に加え、小規模事業者支援など社会経済対策、緊急小口資金の追加貸し付けなどに継続して取り組む。

 佐藤氏は「100の具体策」をまとめ、都市ビジョンを▽人が輝くつるおか▽多様な人と地域がつながるつるおか▽新しい価値を創造するつるおか―とした。コロナ対策を最重点施策とし、円滑なワクチン接種、PCR検査拠点の設置、看護師対象の奨学金制度創設、プレミアム付き地域振興クーポン発行などを行う。自身の給与を3割削減し、対策の財源に充てる。

 地方創生戦略では、教育委員会の文化政策部門を市長部局に移管し、市民による保存伝承、観光分野との連携を図る。地域課題を先端情報技術で解決する国の「スーパーシティ構想」への採択に向けた取り組み、企業誘致戦略会議の設置、次期市中心市街地活性化基本計画の策定に当たる。

 人口減少対策では、第2子以降の保育料負担の段階的軽減、開放的な複合施設「子ども図書館」の設置検討などを盛り込んだ。

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