モンテ、反撃できぬまま… 京都に0-2で敗れる

2021/9/19 12:03
〈山形―京都〉後半、山形のFWビニシウス・アラウージョ(中央)が相手ゴール前に攻め込む=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第30節第1日の18日、各地で7試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で京都と対戦し、0―2で敗れた。2連敗となり、通算成績は14勝7分け9敗。順位は8位のまま。京都は勝ち点64で首位に立った。

 中3日の連戦となった山形は先発6人を変更。前半44分、ゴール前のこぼれ球から先制を許した。後半15分にミドルシュートで2点目を奪われ、その後は相手の守りを崩せなかった。

 他に、磐田は岡山と1―1で引き分け、勝ち点63で2位に後退。甲府は大宮に1―0で勝った。

 山形は次節の25日、松山市のニンジニアスタジアムで愛媛と戦う。

 【評】山形が堅守の京都に完封負け。互いのシュート数はほぼ同数で、決定力の差が出た。前半終了間際、速攻でセンターバックとGKの間に走り込まれると、こぼれ球を押し込まれた。攻撃は両サイド深くまでボールを運ぶものの、その後を崩すアイデアが乏しかった。

【青炎】堅守・京都に痛恨、またも先制許す

 山形は昇格争いからまた大きく後退した。善戦したが敵の勝負強さが上回り、2失点で完敗。追加点を奪われた後半は、ハイプレスを軸とする堅守に苦しめられた。

 立ち上がりの5分間、長崎戦の大敗から切り替えた姿は見えていた。3試合ぶりに先発に入ったDF吉田朋恭のドリブル突破や、FW山田康太の左クロスから、FWビニシウス・アラウージョが決定機を迎えたが、敵が体を張って阻止。後方からのビルドアップ(組み立て)はリズムよく主導権を握ったものの、相手守備陣のペナルティーエリア内での集中力が上回った。

 この試合も先制点の重要性を再認識させられた。失点は前半44分。山田康の突破で5対2の好機をつくった直後だった。シュートの跳ね返りが相手に渡ると、センターバックが背後を取られ、GKビクトルも飛び出したが間に合わず。一度はシュートを止めたが、ボールは再び相手の足元に入り、ゴールを奪われた。敵の先制点は6戦連続。特にこの試合、守備に隙の少ない相手だっただけに痛かった。

 上位相手の3連戦は1勝2敗で終わり、昇格圏内との勝ち点差は14に広がった。状況は厳しくなったが、吉田、ビクトルはともに「ここで終わりではない」と強調。「残念な結果」と無念さをにじませたピーター・クラモフスキー監督も「パフォーマンスを改善していけば、この先で何が起きるか分からない」と必死に前を向いた。

自分たちの戦い方、さらに

 ピーター・クラモフスキー監督の話 ハーフタイム直前に失点したが、選手は試合をひっくり返そうと、必死に戦ってくれた。守備を固めチャンスをつくり、相手を揺さぶりスペースを使うことはできたが、その中の決定機で決めることができなかった。今後も自分たちの戦い方を良くしていくことが重要だ。

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