人馬一体、妙技に拍手 寒河江八幡宮流鏑馬

2021/9/18 19:49
疾走する馬上から矢を放つ射手=寒河江市・寒河江八幡宮

 鎌倉時代から伝わるとされる県指定無形民俗文化財「寒河江八幡宮流鏑馬(やぶさめ)」の奉納が18日、寒河江市の同八幡宮馬場で行われた。新型コロナウイルス感染防止のため昨年に引き続き無観客での開催となったが、人馬一体の妙技に関係者から拍手が送られた。

 射手は同八幡宮流鏑馬保存会の6人。この日は雨が降る中、約180メートルの直線馬場に約50メートル間隔で設けた三つの的を射る「古式」が行われた。

 射手は疾走する馬上で素早く矢をつがえ、狙いを定めて放った。全て当てる「皆中(かいちゅう)」を達成すると総代らから拍手が上がり、射手に京参乗(きょうさぬり)と呼ばれる稚児から褒美の白い布が贈られた。皆中を達成した熊谷はな重さん(33)=山形市青柳、歯科技工士=は「コロナ禍だが、世の中が少しでも明るくなるように願いながら射た」と笑顔で話していた。

 流鏑馬は動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信された。19日は午後4時から、「古式」に加え、3頭による着順で翌年の米の作柄を占う「作試し」の流鏑馬も行われる。

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