現代人の睡眠課題、解決めざす 山形大、「ぐっすりコンソ」設立

2021/9/18 09:44
山形大小白川キャンパス(資料写真)

 山形大は、睡眠に関するさまざまな課題について学術的な解決を目指す共同事業体「Good Sleep コンソーシアム(ぐっすりコンソ)」を設立した。快眠の実現に向けた実証組織として住居や光、食といった生活の幅広い観点から睡眠への影響を調査・研究し、成果を発信していく。課題解決を共に図る企業や団体などを募り、11月に本格的に始動する。

 同大によると、現代では睡眠不足のほか、照明やパソコンのブルーライトにさらされる時間が長くなり、睡眠への悪影響が懸念されていることなどが課題として挙げられる。一方で、快眠を提供する技術(スリープテック)による製品やサービスは近年の市場で大きく成長している。

 こうした背景を踏まえ、質の高い睡眠を得るための研究に企業などと協力して取り組み、生活の質の向上につなげようと、ぐっすりコンソを設立した。「住まい」「寝具」「香り」「光」「食」「衣類」などをテーマとする九つのワーキンググループ(WG)を設け、それぞれが睡眠にどのような影響を与えるのか、感性工学やビッグデータ解析といった学術的アプローチも行い、グループのメンバー間で課題解決を図る。

 メンバーとなる企業や団体は年会費(20万円~2千万円以上)によって四つの会員区分で募集している。希望する分野で学術的指導を受けたり、専任の研究員を配置して共同研究に取り組んだりできる区分もある。山形大睡眠マネジメント研究センターは「情報共有や調査・研究を通して課題解決を目指し、地域に貢献したい」としている。

11月、東京でシンポ

 説明会が16日、山形市を皮切りに始まり、大阪市、東京都を含め計4回開催する。11月4日に東京で「キックオフシンポジウム」を開く。

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