”命”躍動、空へ川へ 寒河江で「放生会」

2021/9/16 10:24
児童がハトを大空に放した寒河江八幡宮の放生会=寒河江市・道の駅寒河江チェリーランド河川敷公園

 寒河江市の寒河江八幡宮例大祭神事の一つで、生き物への供養と感謝の思いを込めた「放生会(ほうじょうえ)」が15日、同市の道の駅寒河江チェリーランド河川敷公園で行われた。子どもたちがハトとアユを空と川に放ち、命について思いを巡らせた。

 放生会は各地の八幡宮で行われていたが神仏分離令で多くが途絶え、寒河江八幡宮は2015年に約150年ぶりに復活させた。この日は総代など関係者約40人と、寒河江小の3年生89人が参加。神事に続き、児童らは「解き放て」の言葉とともにハトが1羽ずつ入った箱を持ち上げ、30羽が勢いよく飛び出し大空へ羽ばたいた。アユは成魚36匹を寒河江川に放流した。

 長岡美桜さん(9)と安孫子太一君(9)はそれぞれ「近くでハトの群れを見たのは初めて」「生きているアユを見たことがなかった」とし、ともに「食べる時はちゃんと『いただきます』と言って生き物に感謝を伝えたい」と話していた。同八幡宮ではこの日、例大祭と神楽の夕べも行われた。

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