思い出の場所は庄内 天童四中生、コロナ下の修学旅行

2021/9/15 19:59
修学旅行でスケートボードを体験した天童四中生ら=酒田市

 天童四中(天童市、笹原美百紀校長)の3年生122人が14、15の両日、庄内地域を修学旅行で訪れた。新型コロナウイルス症感染拡大で、東京方面から行き先を変更。15日はスポーツ、歴史・伝統工芸などのコースに分かれ、酒田市では、日本人選手の東京五輪金メダル獲得で注目が高まっているスケートボードを体験した。

 市浜中の海岸そばにあるサーフショップ「アートガレージ」。屋内外にスケートボード用の傾斜した壁などを備えたパークがあり、スポーツコースを選んだ生徒17人が体験した。オーナーの菅原直記さん(49)と長女の渚さん(15)=酒田四中3年、同店の教室で指導をしているプロスケーター松木愛瑠(あやる)さん(24)=村山市=が乗り方を教えた。

 ヘルメットや肘、ひざにプロテクターを着け、菅原さんらに手を持ってもらいながらボードに乗った。慣れてくると、曲線の壁があるランプでも滑走を体験。転んでしまう生徒もいたが「すごく楽しい」と笑顔を見せた。天童四中3年の奥山遙介君(15)は「スポーツが好きで、オリンピックを見て興味があった。初めは難しかったけど、乗ってみると楽しい。地元・山形県内での修学旅行も悪くないと思う」と話した。最後は屋内のパークで渚さんや松木さんの滑走も見学。プロや上級者の滑りに拍手を送った。

 同校はコロナ禍で東京方面から北海道、その後は栃木県に行き先を変更したが、最終的には感染拡大状況を考慮し、庄内地域に決めた。スポーツコースは他に庄内町のカートソレイユ最上川でカート体験をする班もあり、他に加茂水族館の見学や釣りをする生物・環境、オランダせんべいファクトリーなどを回る食品の各コースも設定。

 14日夜にはサプライズで打ち上げ花火も用意した。引率していた瀬野武志教諭は「当初は県内の修学旅行に乗り気ではない生徒もいたが、庄内ならではの体験などがあり、楽しんでくれた。良い思い出にしてほしい」と話した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]