ワーケーション拠点、小国に来年完成 酒蔵改修、和モダンな雰囲気

2021/9/15 11:59
酒蔵の雰囲気が残るワーケーション拠点1階の完成イメージ図(YOKAMOS提供)

 小国町の一般社団法人YOKAMOS(ヨカモス)(井上昌樹、石井宏和共同代表)は14日、同町内の地元酒蔵を改修して整備するワーケーション拠点(仮称「HAKKOLAB(ハッコウラボ)」)の地鎮祭を行った。テレワークスペースや発酵食を提供するカフェなどを備える交流拠点として来年2月に完成予定だ。

 同町小国小坂町にある桜川酒造の明治時代に建てられた酒蔵を活用し、旅先で休暇を過ごしながら働くワーケーションの拠点に欠かせない情報通信技術(ICT)設備や通信機能を備える。一方、地元住民も発酵食などを楽しめる憩いの場とし、町外の人とも交流できる拠点をめざす。

 2階建ての酒蔵は延べ床面積153平方メートル。一般客利用を想定した1階に23席を設け、同酒造の酒かすを使った郷土料理や創作料理などを提供する。主にワークスペースとなる2階は14席とし、セミナー会場などとしても利用できる。酒蔵の雰囲気を残した和モダンな内装を計画している。

 来年は隣接する同酒造の母屋の一部を改修する2期工事を計画。宿泊機能や人々が交流するワークショップのスペース、酒かすを使った入浴剤などを販売する店舗を整備する。総事業費は計1億円で、国のテレワーク推進交付金から5千万円の補助を受けた。

 本事業は井上代表が発案し、昨年度の町ビジネスプランコンテストで最優秀賞に輝いた。同コンテスト審査員で、全国的にビジネス支援活動を展開する石井代表(グーニーズグループ代表、札幌市)らが支援し、共にYOKAMOSを設立した。法人名の由来は「発酵の力で、世を醸す」。

地鎮祭で神事に臨む井上昌樹代表(左)=小国町

 地鎮祭には関係者約10人が出席し、仁科洋一町長は「テレワークやワーケーションの需要が高まっている今、拠点の整備に大きな期待を寄せている」とあいさつ。石井代表は「事業のコンセプトは、関わる人の人生を“発酵”させること。地元の人と町外の人が関わることで新しい何かが生まれるような拠点としたい」と述べた。

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