甘酒で町産米、消費拡大 飯豊町商工会が新商品開発

2021/9/14 11:28
飯豊町産「雪若丸」を使った甘酒フロートと甘酒ゼリー=飯豊町・「香月」

 飯豊町商工会(冨永春次会長)は本年度、町産米のPRや消費拡大につなげようと、甘酒を使った新商品の開発に取り組んでいる。町内の菓子店「香月」(味田勝一郎社長)では、既にスイーツの販売を開始。他事業者も新商品発売を検討しており、米の名産地・飯豊から新たな名物の誕生を目指している。

まずスイーツ名物めざす

 町商工会女性部(味田美代子部長)が中心となり、6月から2回にわたり講習会を開催。町内産米の甘酒を使った料理の試食などを行い、試作品作りに挑戦している。

 味田部長が専務を務める香月のスイーツは2種類。8月下旬から発売した甘酒フロート「飯豊町産雪若丸糀の甘酒アイランド」は、町産「雪若丸」を使い約8時間かけて仕上げた自家製の甘酒を使用。町産牛乳のソフトクリームを載せた「プレーン」(380円)のほか、ソフトクリームに自家製あんこと抹茶ソースを掛けた「宇治金時」(430円)、ラズベリーとマンゴーが添えられている「ラズベリーとマンゴー」(430円)の3種類を用意。いずれも粒の食感が残る甘酒とソフトクリームが生み出すまろやかな味わいを堪能できる。

 甘酒ゼリー(240円)は市販の甘酒を使い以前から販売していたが、7月下旬に自家製甘酒に変更しリニューアル。丁寧にこされた甘酒の風味が広がる爽やかな一品に仕立てた。同店は「甘酒が苦手な人にも食べやすいようアレンジしたので、ぜひ食べてもらいたい」とアピールする。

 一方、町内のマルシチ米穀(後藤まつ社長)では、「雪若丸」や「つや姫」を使った甘酒の試作を行った結果、「雪若丸」の方が粒の食感を楽しめることが分かった。冷凍での商品化を検討している。

 味田部長は「甘酒は健康にも良いとされる食品。甘酒が町の特産品となると同時に、米の消費も増えてくれれば」と話した。

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