山形市は3日、希望する妊婦の新型コロナウイルスワクチン接種を14日に始めると発表した。個別・集団接種で約580人に対応する。このほか、12~16歳の集団接種についても日程を追加。今回設定した予約枠が全て埋まると、市民の8割超が来月末までに2回の接種を終えることとなる。
妊婦対象の個別接種は1回目が14日~来月4日、2回目は3週間後の同5~25日。市立病院済生館、山形済生病院、横山病院、川越医院、セントラルクリニック、林内科・レディースクリニックで、約400人に対応する。集団接種は1回目が今月19日、2回目が来月10日。市保健所(霞城セントラル)で最大約180人に接種する。会場には産婦人科医が常駐する。
市内でワクチン接種・予約が未了の妊婦は約700人で、今回の予約枠が全て埋まった場合は新たな枠を設けて接種を進める方針。里帰り出産にも対応する。
12~16歳の集団接種は約240人分を追加し、1回目を今月29、30日、2回目を来月20、21日に山形国際交流プラザで行う。若年層の集団接種へのニーズが高いため、市は個別の医療機関で予約が入っていない分を回収し、集団接種に充てるなど体制を再構築した。
予約はいずれも今月7日午前9時に開始し、予約方法は妊婦個別が各医院受け付けとコールセンター(0120)567328、妊婦集団はコールセンター、12~16歳の集団が通信アプリ・LINE(ライン)かウェブとなる。いずれも米ファイザー製ワクチンを使用する。
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