接種情報、分かりやすく 相手に状況伝えるマーク、ワクチン手帳で一元管理

2021/8/26 09:18

 新型コロナウイルスのワクチン接種が県内でも進む中、面会する相手に社員の接種状況を伝える企業の取り組みや、接種状況を管理しやすくする商品が出てきている。

メコムはスタッフカードにワクチン接種が何回終わったかが分かるマークを入れ、訪問先に伝えている

【メコム】

 IT機器販売などのメコム(山形市、安部弘行社長)は7月中旬から、社員が首から下げる「スタッフカード」にワクチン接種が何回終わったかが分かるマークを入れている。システム構築やメンテナンスで顧客企業を訪問することが多く、「お客さまに少しでも安心感を与えたい」と考えたからだ。イラストなどが得意な入社4年目の会田江里さんが、ワクチンを打って新型コロナに強くなったイメージでデザイン。注射器の本数で1回目なのか、2回目も終わったのか分かるよう工夫した。「接種が終わったんだね、と訪問先でよく声を掛けられる」(安部社長)という。

 同社はマイクロソフトの「Forms」を使い、社員の接種状況もリアルタイムで把握している。会社から送られたアンケートに社員が社員番号、接種回数、接種予定日を記入する形式で、今日時点で何人が接種を完了しているかや、年代別の接種状況が把握できる。方法を知りたい場合は無料で教える方針だ。

【大風印刷】 

新型コロナをはじめ、さまざまなワクチン接種の情報を一元管理できる大風印刷のワクチン手帳

 大風印刷(山形市、大風亨社長)は、いつ、何のワクチン接種を受けたか、情報を一元管理できる「ワクチン手帳」を発行した。服薬を管理する「お薬手帳」と同じ手のひらサイズ。新型コロナのワクチン接種済証を貼れるほか、副反応などをメモできる。ワクチン接種が将来も必要と見込まれることから22年、23年分のページもある。インフルエンザや他のワクチン接種の記録ページも用意した。安心して使用できるよう、抗菌加工を施した。

 1冊165円で、社員用にまとめて購入する県内企業もあるという。担当した奥山朋子取締役は「『高齢の親に贈ったら喜ばれた。離れて暮らしているので、自分たちも記録を把握しやすく安心』など好評を得ている。自分や家族の接種状況把握に役立ててもらえたらいい」と話した。同社のオンラインショップ「よってけろYAMAGATA」のほか、山形市の食品館256などで扱っている。

【関連リンク】

「よってけろYAMAGATA」

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