県勢、いざ夢舞台へ 東京パラリンピック、あす24日開幕

2021/8/23 11:54

 東京パラリンピックはあす24日に東京・国立競技場で開会式が行われ、熱戦の幕が開く。県勢は競泳男子の東海林大(三菱商事、山形市)と斎藤元希(国士大PST・大石田町出身)、テコンドー女子の太田渉子(ソフトバンク・尾花沢市出身)、シッティングバレーボール女子の竹井幸智恵(アシックス・山形市出身)の4選手が出場する。自国開催の大舞台に挑む本県関係のパラアスリートたちの活躍に期待が集まる。

「思う存分楽しみたい」 競泳男子、東海林大選手(山形市)

東海林大選手

 東京アクアティクスセンター(東京都江東区)が会場の競泳は25日に始まる。知的障害区分の東海林選手は世界記録保持者として臨む200メートル個人メドレー(31日・決勝午後5時35分ごろ)で金メダル獲得を狙う。2年前の世界選手権で表彰台に立った100メートルバタフライ(25日・決勝午後6時5分ごろ)でもメダルを射程圏に捉え、混合400メートルリレー(28日・決勝午後7時45分ごろ)のメンバーにも名を連ねる。「焦らずできることをやるだけ」と平常心を貫く大器にとって初のパラリンピック。「思う存分楽しみたい」と輝きを放つ舞台を心待ちにしている。

「結果こだわっていく」 競泳男子、斎藤元希選手(大石田町出身)

斎藤元希選手

 視覚障害区分の斎藤選手は100メートルバタフライ(25日・決勝午後7時半ごろ)と100メートル背泳ぎ(26日・決勝午後7時5分ごろ)、400メートル自由形(27日・決勝午後7時20分ごろ)、200メートル個人メドレー(30日・決勝午後7時35分ごろ)にエントリーし、混合400メートルリレー(31日・決勝午後7時35分ごろ)にも出場予定だ。泳ぐたびに進化した姿を見せる22歳は「ウエートトレーニングで培ったパワーを生かすことができれば上を狙える」と飛躍を期す。タフな大会になりそうだが、地元や仲間の支えに感謝は尽きないからこそ、「結果にはこだわっていく」との言葉に力がこもる。

「ナンバーワンめざす」 テコンドー女子、太田渉子選手(尾花沢市出身)

太田渉子選手

 幕張メッセ(千葉市)が会場のテコンドーで、女子58キロ超級の太田選手は9月4日(午前10時から)に登場。ノルディックスキーで活躍した冬季大会のメダリストは、今大会から採用された競技で初代女王の座を狙う。苦手意識のあったステップを基礎から見直し、難度の高い蹴り技も習得するなど、愚直に競技と向き合ってきた。大会の1年延期を前向きに捉え、「ぶれずに練習に打ち込んできた。ナンバーワンを目指して挑戦を続ける」と悲願達成に向けて突き進む。

「勇気与えるプレーを」 シッティングバレー女子、竹井幸智恵選手(山形市出身)

竹井幸智恵選手

 シッティングバレーも幕張メッセで8月27日~9月5日に行われる。竹井選手は結婚、出産を経て代表に復帰。9年ぶりにたどり着いた大舞台で「勇気を与えるプレーを見せたい」と意欲を見せる。女子は予選リーグでイタリア、ブラジル、カナダと対戦。体格で劣るものの、持ち味とするつなぐバレーが機能すれば勝機は見えてくる。米国、中国などの強豪とは別グループだけに、イタリアとの初戦で勢いに乗ることができれば、上位入りも見えてきそうだ。

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