日大山形、8年ぶり16強入り 全国高校野球第8日

2021/8/22 11:39
〈浦和学院―日大山形〉5回表浦和1死一塁、日大の捕手梅津康生が遊撃手大場陽南斗に送球し、一走の盗塁を阻止する=甲子園

 第103回全国高校野球選手権大会第8日は21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦4試合が行われ、本県代表の日大山形は浦和学院(埼玉)に4―3で競り勝ち、8年ぶりの16強入りを決めた。

 初回に2点を失ったが、直後の攻撃で3番佐藤拓斗の適時二塁打、5番塩野叶人の適時打で同点とした。三回は無死二塁から佐藤の2打席連続となる適時二塁打で勝ち越し、6番梅津康生の適時打で追加点を奪った。八回に1点を返され、最終回に一打逆転の窮地を迎えたが、2番手で奮闘した滝口琉偉が抑えた。県勢として埼玉の代表校に初勝利。

 智弁学園(奈良)は横浜(神奈川)に5―0で快勝。前川が四回に先制の2点適時打、六回には2点本塁打と4打点を挙げた。10年ぶりの3回戦進出。

 日本航空(山梨)は新田(愛媛)を5―3で下した。バデルナが1回戦の完封に続いて完投した。

 石見智翠館(島根)は弘前学院聖愛(青森)に4―3で競り勝ち、18年ぶりの甲子園勝利。2―2の八回に宮本の2点本塁打で勝ち越し、山崎琢が完投。

 日大の次戦は24日第4試合(午後3時半開始予定)の3回戦で石見智翠館と顔を合わせる。

〈浦和学院―日大山形〉5回表浦和無死一塁、金田優太の飛球を日大山形・左翼手伊藤翔海がジャンプして好捕

完璧、ジャンピングキャッチ

 ○…「苦しい展開」(荒木準也監督)だった五回、左翼手伊藤翔海が頭上を越えると思われた大きな当たりに後ろ向きでジャンプし、完璧なタイミングでグラブに収めた。1回戦の失策を挽回するファインプレーだった。

 初戦は「心に余裕がなかった」と苦笑いを見せたが、甲子園の緊張感にも慣れてきた様子だ。五回は四球で走者を出し、エース斎藤堅史も我慢したかった場面。荒木監督は「チームに、特に投手陣に勇気を与えてくれた。取ってくれると信じていた」と手放しでたたえた。

浦学、やはりしぶとかった

 日大山形・荒木準也監督の話 浦和学院打線をどれだけ抑えられるかを大事にしていた。初回は安打を打たれながらもよく2点でしのいだ。前日のミーティングでこの試合で勝ち、歴史にチャレンジしようと伝えていた。浦学の泥くさいスタイルを参考にしているが、やはりしぶとかった。

【日大山形選手ひとこと】

 ▽斎藤堅史(2戦連続先発のエース)最初から飛ばしていけるところまでいこうと思っていた。理想の展開になって良かった。

 ▽梅津康生(三回に適時打)甲子園という舞台で、強豪チームを倒して素直にうれしい。

 ▽塩野叶人(初回に同点の適時打)初回の失点は打者陣でカバーしなければいけないと思った。大きいものではなく、目先の1点を狙った。

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