上山市、ふるさと納税で農家支援 県内初、サクランボ凍霜被害に対応

2021/8/18 09:19
上山市役所(資料写真)

 今春の凍霜害で大きな被害を受けたサクランボ生産者を支援しようと、上山市はふるさと納税のポータルサイトを通じ、県内で初めて市内農家への寄付金の募集を始めた。寄付金は苦境に立つ人たちの営農資金に充てられる方針で、市は「温かな支援は前を向いて頑張る農家の励みにもなる。ぜひ後押ししてほしい」と呼び掛けている。

 市観光・ブランド推進課によると、上山では例年、ふるさと納税でサクランボの返礼品を約3万件受け付けているが、今季は凍霜害で収量が激減、提供できない農家も出るなど発送は大きく落ち込む見込み。市は収入減などに悩む農家の手助けになればと、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」の思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」を活用し、寄付を募ることにした。ふるさと納税を使い、凍霜害を受けた農家を支援する取り組みは東北でも初という。

 対象は今季、市のふるさと納税に協力している農家で、最初は被害の大きかった3軒からスタート、随時追加していく。寄付金額は1口1万円で、参加農家ごとにページを設けて受け付ける。期限は今年12月31日まで。

 寄付による返礼品はないが、支援者には各農家から礼状が送られる予定。同課の担当者は「生産者は困難な状況に負けず、来年こそは良いサクランボを届けたいと努力を続けている。今回のプロジェクトと合わせて上山産サクランボのプロモーションを強化するなど、市としても農家を後押ししていく」と話している。問い合わせは同課023(672)1111。

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