会場を限定、2年ぶり開催 川西・小松豊年獅子踊

2021/8/16 20:37
火の輪を豪快にくぐり抜ける「牝獅子狂い」=川西町・大光院

 県指定無形民俗文化財「小松豊年獅子踊(おどり)」が16日、川西町小松地区の大光院で行われた。新型コロナウイルス感染拡大で昨年は中止し、2年ぶりに会場を限定しての開催。全国でも珍しい獅子の火の輪くぐりが観客を引きつけた。

 平安時代、この地に流された高僧を慰めるために始まったとされる。米沢藩時代は豊作の年しか踊りが許されず、「豊年」の名が付いた。例年、小松豊年獅子踊会(原田正明会長)が16、27の両日、地区内で踊りを披露するが、今回は感染拡大防止のため大光院への奉納のみとし、川西中郷土芸能クラブの生徒も出演した。

 早乙女らが奏でる太鼓や笛に合わせ、3匹の獅子が農作業の様子を表現。見せ場の「牝獅子(めじし)狂い」では、子獅子を捜し回る母獅子が燃え盛る火の輪を豪快にくくぐり抜け、観客から拍手が沸き起こった。

 火の輪の炎から東京パラリンピックの聖火を採火した。

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