舟形などで1年延期の成人式 新型コロナの影響

2021/8/14 21:06

 新型コロナウイルスの影響で1年延期となっていた2020年度の成人式行事が14日、尾花沢市と舟形町で行われた。関係者はオンライン形式などの感染対策をして、大人の自覚と責任をかみしめた。

【舟形】

1年遅れの成人式で再会した友人と記念撮影する出席者たち=舟形町中央公民館

 舟形町の成人を祝う会は町中央公民館で開かれた。既に20歳を過ぎ、大人の仲間入りをした対象者40人のうち13人が会場で顔を合わせ、思いを新たにした。

 最上地域以外の在住者はPCR検査の受診を参加条件にするなど感染症対策を徹底して開催した。式では、森富広町長が1年遅れの成人式になったことをわびた上で「元気で楽しい町にするには新しい力が必要。一緒に舟形の未来をつくろう」とあいさつした。中学時代の恩師がはなむけの言葉を贈った。

 実行委員長を務めた東北公益文科大4年竹屋翼さん(22)は「特別な日になった。開催してくれたことに感謝したい」と語った。その後、同公民館で時間を置いて21年度町成人式を行った。

【尾花沢】

誓いの言葉を述べる2020年度成人式の代表者=尾花沢市・サルナート

 尾花沢市の成人式はオンライン形式で行われ、代表者や主催者らのみが出席。その様子を収録した動画が対象者152人にウェブ上で公開された。

 感染拡大の影響で急きょオンラインに切り替わり、この日は「はたちのつどい」実行委員6人と、菅根光雄市長や来賓ら9人が会場の同市サルナートに集まった。式典は通常通り進められ、祝いの演奏や菅根市長の式辞などに続き、代表の公務員柴崎壮矢(そうし)さん(21)と会社員石川葵さん(21)が誓いの言葉を述べた。「はたちのつどい」では懐かしい写真や恩師からのメッセージ動画が上映され、市のキャラクターが「コロナ大魔王」を撃退する劇も披露された。

 柴崎さんは会場に来られない人に「今の状況を考えれば集まってはいけない、ここは我慢だと決断した。当たり前のことではあるが、当たり前のことをしっかりやるのが成人として大切だと思う」とメッセージを送り、コロナ禍を過ごす同級生に「決して1人でため込まないで、友達や家族とコミュニケーションを取ってほしい」と呼び掛けた。

 21年度成人式は来年1月に予定されている。

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