出羽桜(天童)、Wプラチナ賞 仏の日本酒コンクール

2021/8/14 10:46
クラマスター2021純米酒部門でプラチナ賞に輝いた出羽桜酒造の「出羽桜特別純米3年熟成」

 フランスの日本酒コンクール「クラマスター2021」の審査結果が公表され、本県から出羽桜酒造(天童市、仲野益美社長)の「出羽桜特別純米3年熟成」が純米酒部門で、「出羽桜AWA SAKE」がサケスパークリング部門でそれぞれプラチナ賞に輝いた。ダブル受賞で、同社の酒造り技術の高さが裏付けられた。

 出羽桜特別純米3年熟成は3年間熟成させ、四季の温度変化を与えて酒を成長させた。熟成感のある香りは少なく、淡いフルーティーさがある。若々しいうま味と爽やかな切れ味が特長の古酒だ。精米歩合は55%でアルコール度数17度。300ミリリットル入りで、ヴィンテージ・サケ・コレクションとして「8年熟成」「12年熟成」との3本セットで販売し、価格は3850円。

サケスパークリング部門でプラチナ賞に輝いた出羽桜酒造の「出羽桜AWA SAKE」

 AWA SAKEは美しい一筋泡が立ち上がるクリアなスパークリング日本酒。瓶内2次発酵による自然のガスを閉じ込めることで、きめ細かい泡立ちを実現し、心地よい口当たりに。シュワッと広がる優しい甘さ、華やかな香りを楽しめる。アルコール度数13度。720ミリリットル入りで、価格は箱なしが4950円、箱ありが5500円。

 出羽桜酒造はこのほか、純米酒部門で「出羽桜ML発酵」が金賞を獲得した。計3銘柄の受賞に、仲野社長は「日本人とは別の志向を持つフランス人からも幅広く評価されたのは非常にうれしい」と喜んだ。同社は同国にも日本酒を輸出しており、「フランスは食とワインの本場。美食の国でのプラチナ受賞は今後の励みになる」と話した。

 本県からはこのほか金賞に、純米酒部門で浜田(米沢市)の「フォコンつや姫58純米吟醸」、東の麓酒造(南陽市)の「天弓桜雨」、純米大吟醸酒部門で浜田の「フォコン出羽燦々(さんさん)47純米大吟醸」、麓井酒造(酒田市)の「フモトヰ純大吟山田錦」、秀鳳酒造場(山形市)の「秀鳳純米大吟醸雪女神」、美山錦部門で米鶴酒造(高畠町)の「マルマス米鶴限定純米吟醸」がそれぞれ選ばれた。

 クラマスターは2017年に始まり今回が5回目。今回は5部門に過去最多の312蔵から960銘柄が出品され、一流ホテルのソムリエや飲食業界関係者らが食との相性に重点を置いて審査しプラチナ賞104銘柄、金賞212銘柄が決まった。9月に最高賞のプレジデント賞と審査員賞が発表される。

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