代替肉を使った総菜、定額制販売 新庄・食の力コーポレーション、SDGs貢献へ

2021/8/11 11:29
試食会で代替肉の特徴などを説明する福原和輝社長(右奥)=新庄市・新庄信用金庫本店

 「福原鮮魚店」などを運営する食の力(チカラ)コーポレーション(新庄市、福原和輝社長)は大豆による代替肉を使った総菜などの販売を始めた。世界的な食糧不足が懸念される中、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を前面に、企業や家庭向けにサブスクリプション(定額制)サービスを展開する。同市の新庄信用金庫本店で10日、試食会を開いた。

 商品はハンバーグ、メンチカツ、パエリアにキーマカレーなど。新庄信金の井上洋一郎理事長の仲介を受け、植物肉の開発・製造などで注目を集めるDAIZ(ダイズ)(熊本市)から発芽大豆を使った原料調達を実現した。各商品の「肉」は90%以上を代替肉とし、カロリーが低いのも特徴。自社で調理し、冷凍して届ける。解凍時に出る水分を抑える凍結機を導入した。

 福原社長は「代替肉の普及は食糧危機への備え、穀物と水を大量に使う畜産による環境負荷軽減につながる。『飢餓をゼロに』などSDGs達成への貢献をアピールしていく」とする。

大豆による代替肉を使った(右上から時計回りに)パエリア、メンチカツ、ハンバーグ、キーマカレー

 企業向け(おおむね20人以上)は年間契約を基本に1食1200円前後で販売。家庭用は5、6人分の月替わりメニューを5千円程度で提供する。10月までに専用サイトを立ち上げ、注文を受け付ける。

 試食会には信金職員のほか、山形大のコーディネーターが参加。「肉の代替ではなく、新たな食材としてアピールしてはどうか」との提案が出された。

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