山形の秋の味覚を一足早く味わう「日本一暑い芋煮会」が7日、村山市の道の駅むらやまで開かれ、来場者が超促成栽培のサトイモの食感を楽しんだ。
村山産業高の農業科学部では4年前から超促成栽培を研究しており、今年は2月に種芋の植え付け、4月にマルチシートとビニールトンネルが施された畑に苗を定植した。今年から市内の農家5人でつくる「長谷地ファイブ」も超促成栽培に取り組んでいる。
両団体がサトイモ計10キロを準備。芋煮は約150人分を用意し、一杯200円で提供した。午前11時の販売開始とともに列ができ、訪れた人が次々と買い求めた。家族5人で食べていた鈴川幼稚園(山形市)の年長関口煌介(おうすけ)君(6)は「肉とイモが柔らかくておいしかった。具材も熱かった」とにっこり。
同道の駅では「まるごとすいかDAY」も開かれ、スイカ割りや食べ放題も繰り広げられた。
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