小国、マルチワーク導入へ 県内初、組合設立

2021/8/6 10:20
マルチワークの導入に向けた事業協同組合の創立総会=小国町役場

 おぐにマルチワーク事業協同組合の創立総会が5日、小国町役場で開かれた。町が2019年度から取り組んできたマルチワーク導入への動きが実を結び、県内では初の組合設立となる。多様で小国らしい働き方により、定住人口の確保を図る。

 マルチワークは、季節ごとに農業や林業、サービス業など複数の仕事に就く働き方。小国町で生活したいが働き口の確保などが難しい移住者と、通年での雇用は難しいが、繁忙期は人手が必要になる町内事業者の双方に利点がある。これまで町は体験ツアーなどを開催し、移住希望者と事業者にマルチワークの浸透を図ってきた。

 同組合は、5月まで町地域おこし協力隊として活動した吉田悠斗さん(27)が事務局を担い、労働者と事業者の橋渡し役として、労働条件の調整などを行う。11月までに県から人材派遣の認定などを受ける予定で、初年度は3人の雇用を想定。組合員の農業や宿泊業などを営む14事業者が働く場を提供する。

 総会には15人が出席し、本年度と来年度の事業計画や予算案、定款などを承認。代表理事には吉田さんが選任された。

 マルチワークなどについて理解を深めてもらおうと、同組合は9日、先行してマルチワークを導入している島根県海士(あま)町と合同のオンラインイベントを開催する。申し込みはhttps://peatix.com/event/1992718/view

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