20年度国税の新規滞納額、27%減 県内、「コロナ禍猶予」一因

2021/8/6 09:19

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 仙台国税局は5日、本県8税務署扱いの2020年度国税滞納状況を発表した。年度末の滞納残高は前年度比6.7%増の16億8200万円、20年度中に新たに発生した滞納額は前年度比26.8%減の19億4200万円だった。いずれも新型コロナウイルスの感染拡大により、納税の猶予などが適用されたことが一因とみられる。

 年度末の滞納残高は東北で秋田県に次ぎ2番目に少なかった。各県とも前年度より3~43%増加した。納税の猶予が適用され、年度内に整理された税額が減少したことが背景にあるとみられる。東北の滞納発生割合(申告などにより課税された徴収決定済み額に占める新規発生滞納額)は1.1%で、0.2ポイント減った。

 本県の新規発生滞納額では消費税分が最も多く、77.0%を占める14億9500万円(前年度比28.9%減)。18.5%を占める所得税の3億5900万円(同1.9%減)が続いた。法人税は5700万円、相続税は2700万円。年度末の滞納残高で見ると消費税分は64.1%を占める10億7800万円(同11.0%増)、所得税が32.6%を占める5億4800万円(同0.7%減)だった。

 20年度中に納付されるなどして整理された税額は、39.9%減の18億3700万円。

 東北6県の20年度末の滞納残高は7.2%増の304億6千万円。11年度以降では19年度に次いで少なく、最多だった11年度の67%程度にとどまった。新規発生滞納額は10.6%減の235億7千万円。整理済み額は29.4%減の215億2500万円。

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