吉村知事「感染第5波入った」 新型コロナ・県内、新規32人

2021/8/4 07:52
吉村美栄子知事

 県は3日、新たに小学生から70代の男女32人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち5人は山形市内で発生しているクラスター(感染者集団)の関連。新規感染者の公表が30人以上となるのは5月23日以来で、累計は2200人となった。県内での感染拡大を受けて吉村美栄子知事は3日、コメントを発表し「感染の第5波に入った」との認識を示した。

 県と山形市によると、新規感染者の内訳は山形市10人、県外在住8人、東根市7人、南陽市3人、天童市2人、寒河江市と山辺町が各1人。

 クラスター関係では、山形大小白川キャンパスが拠点の運動部に所属する20代男子学生の感染が新たに分かった。既に感染が判明している他の部員と共に、部活の練習や飲酒を伴う会食をしていたという。この部での陽性確認者は6人目。

 山形市香澄町2丁目のライブ施設「SANDINISTA(サンディニスタ)」では新たに、イベントにスタッフとして参加した寒河江市の40代男性、利用客で南陽市の20代男性の感染が判明し、クラスターは計9人となった。利用客の家族で山形、南陽両市の男女2人の感染も確認された。

 県外の8人は同じ会社の社員で、仕事でそれぞれ県内を回っていたが来県前に会食を含めた接触があったという。山形市の40代男性は県教育庁の職員で、既に感染が判明している職員2人の同僚。東根市の20代男性3人はいずれも公務員で同僚。

 また変異株について、これまでの感染者5人からインド由来の「デルタ株」の可能性がある「L452R」、3人から「N501Y」が検出された。

 吉村美栄子知事はコメントで「感染力が極めて強い変異株の感染が多数確認されており、重大な危機感を持っている」とし、感染防止対策の徹底、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの対象区域との不要不急の往来自粛、ワクチン接種を求めた。

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