山形市保健所長「多人数会食、絶対避けて」 状況悪化を訴え

2021/8/3 11:47
山形市役所(資料写真)

 山形大の運動部で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が公表された2日、山形市保健所の加藤丈夫所長は臨時の記者会見で、昨年同時期と比べて県内の感染状況は「はるかに悪くなっている」との見方を示した上で、市民に向けて「現実を直視し、多人数の会食は絶対に避けてほしい」と強い口調で訴えた。

 山形市によると、この運動部には約20人の学生が所属している。感染が確認された5人を含む複数人で7月下旬に3回、部員の自宅で飲み会を開いたという。部員全員にPCR検査を行う方針で、状況に応じて検査対象者を広げる。

 市保健所はこの会食が感染拡大につながったとみている。加藤所長は「あまり不安をあおってはいけないという意見があることは承知しているが、不安感がなさ過ぎる」と指摘。「もう少し警戒心を持ち、行動を律してほしい」と呼び掛けた。

 大学生については「他の部活動でも(会食を)している可能性は十分考えられる」とし、山形大に対しては「さらにクラスターが起きるのは防ぎたいので、学生の行動について厳しく指導してほしいと強く申し上げた」と話した。

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