高畠ワイナリーの赤がDWWA金賞 世界最大コンクール、県内初の獲得

2021/8/3 10:40
高畠ワイナリーがDWWA2021で金賞を獲得した「2017高畠マジェスティック・ローグル・ルージュ」

 世界最大のワインコンクール「デカンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)2021」の審査結果が公表され、本県から高畠ワイナリー(高畠町)の赤ワイン「2017高畠マジェスティック・ローグル・ルージュ」が金賞を受けた。DWWAでの金賞獲得は県内初という。同社は「さらなる高品質化に取り組む」としている。

 2017高畠マジェスティック・ローグル・ルージュは、高級赤ワイン専用ブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨンを主原料にした、本格的なボルドースタイルの赤ワイン。町内の契約農家が育てた同品種の中でも小粒で高熟度の物を使用。メルローとプティ・ヴェルドも高熟度の物を小仕込みし、フレンチオークの小たるで2年近く熟成させた。

 また、2017年は収穫期の好天に恵まれ、非常に糖度の高いブドウを使用できた。飲むと明るく華やかな香りに新たる由来のトースト香が加わり、しっかりとした骨格、力強いタンニンを感じることができ、深みのあるワインに仕上がった。ボルドースタイルのビンテージワインが金賞を得るのは東北初という。

 同社は07年以降、世界基準のワイン造りを掲げ、原料や製造部門を強化。欧米スタイルの醸造をベースに、スタッフ教育と技術革新に努めてきた。さらに、県外からブドウ栽培コンサルタントを招き、契約栽培農家の巡回指導と自社農園管理も徹底。今回は他に2銘柄が銀賞、6銘柄が銅賞を受け、県産ワイン「山形」が6月30日、国税庁から地理的表示(GI)保護制度の指定を受け、山形ワインへの注目度が高まる中での受賞となった。同社は「一連の取り組みが実り始めた。この成果をスタートと捉え一層、ワインの高品質化に取り組む」とした。

 金賞受賞ワインはアルコール分14%で、飲み口は辛口。本数限定で間もなく発売予定で、750ミリリットル入りが参考価格3578円。

 DWWAは英ワイン専門誌「デカンター」が主催し、世界三大ワインコンクールの一つとされる。今回は世界56カ国から過去最多の1万8094銘柄が出品された。審査員約170人が15日間にわたり審査し、ベストインショー50銘柄、プラチナ179銘柄、金賞635銘柄、銀賞5607銘柄、銅賞8332銘柄が選ばれた。

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