山形市内で若年者の感染増 県外移動やデルタ株影響か

2021/8/2 07:48

 山形市内で若年者の新型コロナウイルス感染者が多く見られ、クラスター(感染者集団)が相次いでいることに関し、加藤丈夫市保健所長は1日、県外への移動や、感染力が強いインド由来のデルタ株が影響しているとの見方を示した。

 市によると、若年層は仕事や私用で県外に滞在し、県外の感染者と接触するパターンが見られるとし、加藤所長は「県境を越えた移動の頻度を少なくすることが重要」と訴えた。事業所に対しては「ウェブ会議をうまく利用し、県外から人を呼び込むことを控えてほしい」と話した。

 また、デルタ株が本県でも確認されたことにも言及し、「県内の状況は確実に悪くなっている一方で、市民の気の緩みが見受けられる」と指摘。大人が子どもに感染させているケースが多いとし、「不織布マスクの正しい着用など感染防止策の徹底と、ワクチンの確実な接種をお願いしたい」と呼び掛けた。

ライブ施設利用者に保健所へ連絡求める

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した山形市香澄町2丁目の音楽ライブイベント運営「SANDINISTA(サンディニスタ)」について、市は1日、同店を7月20~25日に利用した人は症状の有無にかかわらず、市保健所023(616)7274に連絡するよう呼び掛けている。

 市によると、23と24の両日に県外のミュージシャンを招いたライブを行っていたが、出演者と観客の間にアクリル板などの仕切りはなかったという。利用客のマスク着用も徹底されていなかったとして、同店は市の「コロナ対策宣言店」だったが、市は1日付で認定を取り消した。

 市保健所の電話受け付け時間は午前9時~午後6時で、土日祝日は午後5時まで。

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