大江の福祉施設、1人に接種ミス ワクチン量、基準値を下回る

2021/7/30 09:15
大江町役場(資料写真)

 大江町の総合福祉施設「らふらんす大江」の利用者と職員を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種で、1人にワクチン量の少ない注射を打つミスのあったことが29日、分かった。同施設は誤って接種した可能性のある16人に抗体検査を行い、数値が基準値を下回り最も低い1人に改めて接種する。

 町によると、ミスがあったのは今月14日。解凍した米ファイザー製のワクチンに注射器で生理食塩水を注入して薄め、注入分と同じ分量の空気を取り出す際、空気と一緒に誤って希釈後のワクチンを少量吸い上げたという。本来この注射器は破棄されるが、接種用に紛れ込んだ。接種を担当していた医師が感覚に違和感を覚え、それまでに打った注射器を調べたところ希釈に使った注射器が交ざっていた。ワクチンの充てん作業は同施設の看護師3人が行っていた。

 対象者への抗体検査は30日に完了し、来月3日に結果が出るという。町健康福祉課は山形新聞の取材に「町にも責任はあり、誤って接種した可能性のある16人におわび申し上げる。確認作業を徹底し、再発を防ぎたい」と話した。

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