飛島で釣りケーション「最適」 県職員が実践、通信環境など課題も

2021/7/27 10:47
仕事場のそばにある岸壁で釣りを楽しんだ県職員=酒田市飛島

 旅先で仕事をするワーケーションと釣りを合わせた「庄内浜釣りケーション」を実践しようと、県職員が25、26の両日、酒田市の飛島に滞在した。取り組みを進める県みらい企画創造部の小林剛也部長も参加し「飛島で実施可能なことと課題も分かり、有意義だった」と話した。

 釣りケーションは、海の近くにあるコワーキングスペースなどで仕事をし、昼休みや休憩時間、業務の前後などに釣りを楽しむという、県が提唱するワーケーションのスタイル。本県唯一の有人離島・飛島での実証にはふるさと山形移住・定住推進課の職員2人と小林部長が参加した。

 3人は合同会社とびしまが運営するシェアハウス「MYA(ミャア)」でのリモートワークをこなし、アフター5にはすぐそばの岸壁で釣り糸を垂れた。アジやメジナなど30~40匹が上がり、夕食で味わった。小林部長は個人的にも飛島を訪れたことがあり、釣りケーション中も釣果は良好。「飛島でのこの時期の釣りは入れ食い状態。今後、通信環境がより整備されれば、最適の釣りケーションの場所になる」と話した。

 酒田市は飛島の高速インターネット網を整備するため現在、海底光ファイバーケーブルの敷設を進めている。課題は島に渡る手段。今回も台風の接近で定期船とびしまが欠航の見通しとなり、日程を短縮した。小林部長は「飛島の場合は天候に左右される部分が大きいため、余裕をもった日程設定を周知しなければならない。将来的には定期船を補完する交通手段の検討も必要」と課題を指摘した。

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