新聞の役割、活用法に理解 山形大の教員免許更新講習、本社で開講

2021/7/27 10:18
新聞の役割や活用方法などに理解を深めた教員免許状更新講習=山形市・山形メディアタワー

 山形大の教員免許状更新講習の一つ「新聞活用のススメ」が26日、2日間の日程で山形市の山形メディアタワーで始まった。同大と連携協定を結ぶ山形新聞社が全面協力した5年目の取り組み。初日の「入門編」は県内の教員37人が受講し、新聞の役割や意義、教育現場での活用方法に理解を深めた。

 寒河江浩二山形新聞社長(山形新聞グループ経営会議議長)が講話し、民主主義を守る上でのマスコミの役割について説明。「何が事実で何がフェイクか見極める力が問われる。日本の新聞はその力を付けてきた。地方にいても、グローバルな民主主義を維持し、発展させるという使命を果たしていかなければならない」と語った。

 山形新聞社からはこのほか、青塚晃常務編集局長、小林裕明取締役論説委員長、伊藤英俊報道部長、松田直樹整理部長、笹原健一報道部副部長が講師を務めた。

 講習を担当する山本陽史山形大教授は、文章力アップに向けた新聞活用法を紹介。一番重要な点から書いていくことや、一文が短めで難しい言葉はなるべく使わないといった新聞記事の特徴を説明し「国語の授業だけでなく、探究型学習のベースをつくるのにも役立つ」と述べた。

 受講者は26日付山形新聞を使って記事を400字程度に要約する実習にも取り組んだ。南陽市梨郷小の中川陽介教諭(30)は「新聞作りの楽しさ、大変さを知ることができた。正しい情報を見分ける力、読み手を意識した文章を子どもたちに身に付けさせたい」と話していた。

 27日は講習の実践編が開かれる。

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