19年県内企業の輸出入額4098億円 コロナ前、輸出は横ばい

2021/7/27 09:42

 県がまとめた2019年県貿易実態調査の結果によると、県内企業の輸出入額は前年比2.7%増の4098億9200万円だった。輸出は横ばいの1108億1700万円で、輸入は3.7%増の2990億7400万円。対象期間は新型コロナウイルス感染拡大前だが、県貿易振興課は「20年はコロナの影響が出るが、品目により増減があると思われ予断を持たず調査したい」としている。

 輸出の品目別では、シェアの大きい機械・同部品が7.4%減の380億6400万円、電気・電子機器・同部品が12.7%減の243億4千万円となったほか、飲食品が6.0%減の19億4400万円といずれも前年を下回った。一方、化学製品は10.5%増の59億7400万円、繊維・同部品は7.5%増の5億1200万円、農水産物は16.2%増の4億4900万円となった。北米、欧州向けは増え、シェアの大きいアジア向けが減った。

 輸入では、電気・電子機器・同部品が16.8%増の1361億100万円、機械・同部品が14.1%増の301億3100万円、農水産物が9.5%増の67億3100万円と伸びた。半面、化学製品は13.3%減の885億6100万円、鉱物性燃料は6.2%減の217億700万円だった。アジア、北米からが増え、欧州からが減った。

 国・地域別では輸出入額とも例年同様に中国がトップで、輸出額は7.7%増の432億8500万円、輸入額は32.0%増の1428億6300万円。

 輸出の2位は引き続き米国で10.6%増の146億3100万円。以下は3位韓国が14.7%減の67億3100万円、4位ベトナムが40.8%減の66億7800万円、5位タイが9.0%増の57億5700万円、6位台湾が7.1%減の49億4600万円と続き、韓国とタイは前年から順位を一つ上げ、ベトナム、台湾は一つ下げた。

 輸入は2位が前年と同じドイツで11.9%減の692億3100万円。3位ベトナムは8.1%減の195億3300万円、4位豪州は9.0%減の147億2600万円、5位米国は71.8%増の133億6200万円、6位タイは53.2%減の102億600万円となり、タイは順位を三つ下げ、ベトナム、豪州、米国は一つずつ上げた。

 酒田港の輸出入の構成比と額は、輸出が5.4ポイントアップの30.3%で、金額は21.7%増の335億7700万円。輸入は逆に1.7ポイントダウンの10.5%で、金額は11.3%減の312億9200万円だった。

 19年1~12月を対象期間に昨年7~11月に調査し、対象529社のうち369社から回答を得た。回答率69.8%。貿易実績があったのは前年比6社減の244社だった。

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