ブドウ園、準備着々品質上々 南陽・高畠で来月開園、コロナ対策ばっちり

2021/7/26 11:59
オープンに向け、コロナ対策に配慮して椅子を配置する関係者=高畠町二井宿・まほろば観光果樹園

 県産ブドウ発祥地として知られる南陽市と、デラウェア出荷量日本一を誇る高畠町で、8月の観光ブドウ園オープンに向けた準備が着々と進んでいる。昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で利用者数が前年の1割に満たない園があるなど、大きな打撃を受けた。今春の霜害も不安視されたが、「霜害の影響もなく質も高い」と果樹園関係者。コロナ対策を万全にし、来園を心待ちにしている。

 南陽市内の観光園は国道13号鳥上坂周辺と同市松沢に4園あり、8月1日(漆山果樹園は既に開園)にオープンする。同市観光協会によると、2019年度に4万6100人だった利用者は、20年度に7564人になるなど、前年の16%にまで落ち込んだ。園によっては1割を切っている。

 同市赤湯の紫金園(須藤孝一園主)では、草刈りや雨による実割れと鳥害防止のための笠かけなどが行われている。須藤園主は「今年は粒の量が多く甘みも出ている。去年はほとんどなかった問い合わせも来ている」と期待を寄せる。

 赤湯観光ぶどう園振興会に加盟する3園の入園料は小学生以上700円、4歳以上の幼児が350円。漆山果樹園は入園無料の量り売りとなる。10月中旬ごろまで楽しめる。

 高畠町ではまほろば観光果樹園(二井宿)と時沢観光ぶどう園(時沢)が8月2日にオープンする。町、町観光協会ともに入れ込み数を集計していないが、まほろば観光果樹園では昨シーズン、例年の1500人を約3割下回ったという。多い時は1シーズン50台程度来ていたバスツアーもなかった。同園の安達利光園主は「ブドウは良い状態。感染症対策もしっかり行っているので足を運んでほしい」と話している。入園料はデラウェアの時期が600円(小学生以下400円)。10月上旬ごろまで楽しめる。

 問い合わせは南陽市観光協会0238(40)2002、高畠町観光協会0238(57)3844。

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