日大山形、甲子園へ 勝利信じて全力応援

2021/7/25 10:50
優勝の瞬間、両手を上げて喜ぶ日大山形の応援団=中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた

 2年ぶりの開催となった全国高校野球選手権山形大会は24日に決勝が行われ、日大山形が4年ぶりの優勝を決めた。今大会は感染症対策を講じながら、スタンドからの応援も可能とした。日大の応援席からは鳴り物の音でナインを鼓舞した。

 久しく実現しなかった名カード、日大山形対東海大山形の決戦に高校野球ファンは胸を熱くした。県高校野球連盟によると、一般客で3千人近くが会場に入った。コロナ前を思わせる熱を帯びた一戦は、日大が9―7で打ち勝った。同校ダンスドリル部長の3年粟野ほの夏さん(18)は「大会での応援は1年の活動の中で大きな目標。全力で応援し、選手から力をもらった」と笑顔。3年高村大成さん(17)は「勝つことを信じていた。例年とは違う大会でも、プレーする姿を見ることができて良かった」。

 5番・中堅で出場した榎本拓海選手の父勝さん(48)は「ヒットは打てなかったが、初回の大飛球の好捕はよくやったと褒めてあげたい。甲子園でも試合に出て勝利に貢献してほしい」と期待。昨年の中止を経た大会開催に「関係者は感染防止や暑さ対策をしっかりしてくれたと思う」と感謝した。

 コロナ禍の大会として象徴的だった場面は、試合後の勝利監督インタビュー。目標としてきた夏の大会が中止となった昨年の卒業生に思いを巡らせた荒木準也監督は、必死に涙をこらえていた。「(先輩の)気持ちをくみながらみんなで頑張った」と言葉を絞り出し、「昨年の分も、東海大山形の分も、県代表として戦いたい」と誓った。

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