岡沢(日大山形高出)見せつけた成長 東京五輪・ボクシング男子ウエルター級1回戦

2021/7/25 10:23
〈男子ウエルター級1回戦〉1回、相手を攻める岡沢セオン(INSPA・日大山形高出)=両国国技館

 男子ウエルター級1回戦で岡沢セオン(INSPA・日大山形高出)が、クリシャン・ビカス(インド)に5―0で判定勝ちし、27日の2回戦に進んだ。

 女子フェザー級1回戦では、日本女子五輪初出場の入江聖奈(日体大)がヤミレト・ソロルサノ(エルサルバドル)に5―0で判定勝ちし、26日の2回戦に進んだ。

初戦判定勝ち「めちゃくちゃ楽しかった」

 【ヒーロー】進化した姿を大舞台で見せつけた。ボクシング男子ウエルター級の岡沢セオン(INSPA・日大山形高出)だ。昨春のアジア・オセアニア予選で苦杯をなめたインド選手に判定勝ち。5―0の圧勝で雪辱を果たし、「自信になる」と拳を握った。

 相手のクリシャン・ビカスはリオデジャネイロ五輪ミドル級8強の実力者。初戦でぶつかった強敵にもメダル候補の25歳は自分のスタイルを崩さず、手数を繰り出して着実にポイントを重ねた。相手の強打を巧みにかわしつつ、要所で機敏に前に出て打ち合うなど、屈辱の負けを喫した1年4カ月前から成長の跡を示した。

 五輪予選では勝ったと思った試合を落とし、「なぜ負けたのか考え、足りない部分を補うためにやってきた成果を見せることができた」と納得顔。「むしろいいところで対戦できたと思っている」と飛躍への確信を得た様子だ。

 高校時代に指導を受けた恩師の佐藤祐平監督からは「楽しめよ」とのメッセージも受けた。この日、母校が甲子園出場を決めたことも、「モチベーションになった」という。「めちゃくちゃ楽しかった」。初の五輪舞台で輝いたサウスポーは充実感に満ちた表情を見せた。

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