「カーボンニュートラル」知って 県、巡回展示で機運醸成

2021/7/23 12:15
「カーボンニュートラル」への理解を促そうと行っている広報巡回展示=米沢市役所

 県は、2050年までの二酸化炭素(CO2)など温室効果ガス排出実質ゼロの実現に向け、機運醸成に力を入れている。「カーボンニュートラル」への理解を促し、省エネルギーや再生可能エネルギーの導入といった県民の具体的な取り組みにつなげたい考え。県内で広報巡回展示を企画するなど普及・啓発を図っている。

 カーボンニュートラルは温室効果ガスの排出量について、森林の吸収分などを差し引いて実質ゼロにすること。広義では「ゼロカーボン」なども同じ内容を指す。県内では昨年から「ゼロカーボンシティ」を宣言する自治体が相次ぎ、昨年1月の東根市を皮切りに、現時点で計11市町と県が表明している。

 民間企業などにもカーボンニュートラルを目指す動きは広がりつつあるが、県ゼロカーボンやまがた推進室は「住民生活とどうつながっているのか、まだまだ周知が必要」と強調。地球温暖化との関連が指摘される豪雨災害などが県内でも相次ぎ、対策が課題となる中、県民に協力を求める。

 広報巡回展示は県内4市で行い、米沢市からスタート。省エネと節電の徹底▽プラスチックごみの排出削減▽エコドライブの推進と電気自動車、ハイブリッド車などの導入▽再エネの活用▽木材利用と環境保全活動の推進―といった具体的な取り組みを促そうと、パネルで紹介している。

 同推進室は「カーボンニュートラルを自分ごととして意識し、個人や企業、団体の取り組みにつなげてほしい。なるべく多くの人に展示を見てもらいたい」としている。

 4市の展示期間と会場は次の通り。

 ▽米沢市=8月13日まで・市役所▽新庄市=9月1~29日・市立図書館▽鶴岡市=10月1~14日・市役所本庁舎、同15~28日・市立図書館▽東根市=11月1~30日・市役所

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]