復興発信、東北ハウス 都内でイベント始まる

2021/7/23 11:50
会場内の巨大なパノラマスクリーンには山形花笠まつりなどの映像が流れ、東北・新潟の四季の魅力を伝えている=東京・秋葉原

 東日本大震災から10年の節目に合わせ、東北6県と新潟県の情報発信イベント「東北ハウス」が22日、東京・秋葉原の「アキバ・スクエア」で始まった。8月7日までの期間中、展示・体験や映像などを通し、東北・新潟各県の魅力や復興が進む姿を発信していく。

 「感謝」「交流」「明日へ」がコンセプト。会場には、復興支援への感謝を伝える被災地のメッセージパネルのほか、山形新聞をはじめ各県の地方紙が震災以降に伝えた特集紙面などが展示されている。

 縦4メートル、幅22メートルの180度巨大パノラマスクリーンでは、大型ドローンで撮影した東北・新潟の四季の風景や、CGを駆使した夏祭りの映像などを定期的に放映し、それぞれの魅力を紹介。VR映像で雪を疑似体験できるコーナーもある。また、山形鋳物や天童将棋駒といった各県の伝統工芸品や日本酒なども展示している。

東日本大震災からの復興を伝える各県の地方紙の紙面なども紹介されている会場

 県ごとにイベントデーが設定されており、25、26日の山形県デーでは、将棋の書き駒体験や啓翁桜の展示、県産品のプレゼントなどを予定。25日は会場前に飯豊町から運んだ雪を置き、来場者に触れてもらう計画だ。

 初日はオープニングセレモニーが行われ、実行委員長の海輪誠東北経済連合会長が「いよいよ東京五輪が始まるが、当初掲げられた復興五輪の意味合いが薄れつつある状況だからこそ東北ハウスの意義は大きい。ポストコロナの飛躍のきっかけになることを願う」とあいさつした。

 8月24日から来年1月24日までは、ウェブ上でコンテンツを楽しめるバーチャル開催も予定している。

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