熱中症か、村山の女性死亡 県内猛暑日の17日、10~90代の18人搬送

2021/7/18 11:47

 県内陸部で猛暑日を記録した17日、村山市本飯田の畑で倒れていた近くの女性(83)が熱中症の疑いで死亡した。さらに午後6時までに10~90代の男女18人が発熱や頭痛などの症状で救急搬送されたが、いずれも中等症か軽症とみられる。

 村山市消防本部によると、死亡した女性の同居家族から同日午後6時ごろに119番通報があった。救急隊が畑に到着した時には心肺停止状態だった。

 県内各消防本部によると、中等症か軽症の男女18人は山形、鶴岡、酒田、新庄、村山、東根、中山、朝日、戸沢の各市町村で運ばれた。畑仕事や散歩中のほか、クーラーや扇風機を使わずに自宅にいて体調が悪くなったケースもあった。きょう17日の県内も一部で猛暑日となる予報が出されており、注意が必要だ。

内陸9地点で今年初猛暑日

猛暑日となった山形市内では「逃げ水」が発生し風景が揺らいで見えた=17日午後1時26分、同市香澄町2丁目

 17日の県内は高気圧に覆われて晴れ渡り気温がぐんぐん上昇した。最高気温(午後4時までの観測値)は新庄36.0度、高畠35.9度、山形35.6度などで内陸の9地点が今年初の猛暑日(最高気温35度以上)となった。新庄は同日の気象庁の全国ランキングで高い方から4位だった。1位は福島市の36.5度。

 山形地方気象台によると他の地点の最高気温は村山35.4度、米沢と金山35.3度、東根と真室川町差首鍋35.2度、最上町向町35.0度、尾花沢34.8度、酒田33.9度など。22観測地点全てが30度を超え19地点が今年最高を記録した。

 山形市は午前10時に30度を上回り、午後3時17分に35.6度を観測。中心市街地は強い日差しで道路にかげろうが立ち、路面の遠くに水があるように見える「逃げ水」が発生した。日傘を差した人も目立った。

 県内は18日も高気圧に覆われて晴れ渡り、内陸の最高気温は36~37度まで上昇する見込み。

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